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Ruby® 2.6 – 06.06.2023

新機能

ロータリー機能の向上

加工エリアにデザインを固定して、対象物と共に回転させることができるようになりました。これにより、直径方向の異なる位置に複数のグラフィックを配置することが可能です。1つのジョブで複数のデザインを配置することができるため、時間の節約が可能です。

位置合わせと割り付け

テキストや画像などの要素の位置合わせと割り付けが可能になりました。これにより、複数行のテキストなどの行間を均一にできます。また、プレート上への要素の正確な位置合わせも可能です。この機能は、デザイン画面と準備画面で利用可能です。

多角形に対応

直線、円、長方形に加え、新たに多角形の描画も可能になりました。角数を入力することで図形を変更できます。

スマート選択

スマート選択では、重なり合う要素を可視化することができます。マウスをオブジェクトの上にドラッグすると、下にある要素が破線で表示され、マウスでクリックすると前面に表示できるため、簡単に移動、拡大縮小などの編集が可能です。レイヤー順序は変更されません。

スーパーアドミンユーザーのパスワードのリセット

Rubyのログイン画面からスーパーアドミンユーザー(管理者)のパスワードをリセットできるようになりました。

改善点とアップデート:

複数デザインの配列 - 操作性を向上しました

複数デザインを配置した後、別のデザインを追加で配置することもできるようになりました。また、複数のデザインを隣または下に配置することも可能です。

デザインの余白のデフォルト設定

「デザインに合わせる」アイコンをクリックすることで、設定したデフォルト値が自動的に適用されるようになりました。矢印をクリックすると、デフォルト値の設定または変更が可能です。

ジョブごとに破線を変える

新しいバージョンでは、図のように異なる破線をレーザーで実行することが可能になりました。

重要:バージョン11.04.08.05へのファームウェアアップデートが必須となります。

QRコードからの認証

URLに加え、タッチ画面に表示されるQRコードからの認証やリモートアクセスも可能です。

材料データベース画面のアップデート

材料パラメータの変更がさらに簡単になりました。「材料の詳細」をクリックすると新しいウィンドウが開いて変更が可能になります。次に、変更内容をジョブのみに適用するか(保管アイコン)、材料データベースにも変更を加えるか(新規保存または上書き保存)を決定します。これにより、誤った材料パラメータが間違って変更または保存されるリスクが低減されます。

材料データベースには引き続き「材料」メインメニューからアクセス可能です。

SP500のジョブ所要時間の事前計算

SP500のジョブ所要時間の予測が可能になりました。

ユーザのソフトウェア更新の制限

Run on Rubyマシンの管理者は、タッチパネルからソフトウェア更新の可否を決定できるようになりました。有効化と無効化はユーザ管理から簡単に行うことができます。

使用許諾契約(EULA)の調整

使用許諾契約のプライバシーポリシー(第5章、第6章)を調整しました。Rubyへのログインが引き続き可能であることを、一度ご確認ください。

Ruby®のパーソナルサポートを受けることができます。

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